転職の面接で必要なこと、そして不要なこと


職探しで一番悪いケースは、すべてにおいて前職の水準にこだわることです。

この傾向は中高年の人に強いようです。

たまに「役職経験者募集」という求人もあるにはありますが、そのような募集に応じる人の多くはそのスキルが以前にいた会社の中でしか通用しないスキルであることに気づいていません。

同じ名称の役職であっても、会社によってやり方も考え方も違います。

面接で自分が今までどれだけのことをしてきたか誇らしげに語っても、そのスキルがその会社の中で通用するスキルであるかをまったく検証できていないことに、応募者は気づいていません

経験者ではありますが、またゼロから頑張るという素直な気持ちを持つことが、職探しには求められているのです。


転職をしようと考えている人は、今の会社に何らかの不満を抱えているものですが、その不満が大きければ大きいほど、転職の悩みも大きくなります。

人間関係のトラブルを抱えて転職活動に踏み切る人にとって、面接などで転職理由を聞かれたときに、本当のことを言うべきかどうかは迷うところです。

結論からいえば、そのことをわざわざ面接時に言う必要はありません。

面接官は、あなたが会社にどのような思いを持っているかに関心はありません。

あなたが新しい会社で何の貢献ができて、何を利益としてもたらしてくれるかを見極めようとしているからです。


上で述べたさまざまな転職の悩みは、あなたの人生において決して無駄になることはありません。

仕事のこと、家族のこと、自分のことをこれだけ真剣に考える機会は、一生のうちそう多くはないと思います。

家族も関わってきますし、自分の仕事は自分だけのものではないということをあらためて思うことでしょう。

これを機に、自分と家族のこれからの長い人生設計を、みなで考えてみるのもよいかもしれません。